11.ほのかな想い
スコールは再び保健室のベッドの上にいた。
「(うぅぅぅ・・・エル姉ちゃん・・・くっ苦しいよ・・・今度こそ俺は死ぬのかな・・・ハハハ・・・)」
「スコールぅ~、ねえスコールぅ~起きてよ~起きてったらぁ~っ(;o;)」
お馴染みの不思議美少女はスコールの首を必死で絞めていた
「うぅっ・・・死ぬっほんとに死ぬっ・・・」
「あ!スコール!気がついた!!よかったぁ~・・・エーン・・・(;;)」
不思議美少女はスコールにすがりついて大泣きしている
「お、おい・・・えーと・・・(なんて名前だっけコイツ・・・?)」
「ゼルビィ・・・ゼルビィ・デルビ・・・」
「は?ゼルビィ・・・?(汗)」
「・・・ううん・・・ちがうよぉ・・・あたしセルフィ・照美、よろしくね・・・(*・o・*)」
不思議美少女セルフィはようやく泣きやんだようだ
「あ・・・あのさセルフィ?・・・重い・・・んだけどさ・・・」
セルフィはさっきからずっとスコールに抱き着いたままだった
「あっ・・・ごめんね~スコールぅ~(*・・*)」
ぱっと飛びのいたセルフィはあっちを向いてもじもじしている
「おやおや、あんたも隅に置けないねえ、ヒッヒ・・・」
カドワキはあっちを向いて邪悪な笑みをこぼしている、
そして密かにキスティスに連絡をとっていた。
と、突然保健室のドアが開いた
「何やってんのよスコール!(怒)」
なんかヤキモチを焼いているような風のキスティス
「さ、早く行くわよ!」
そしてキスティスはスコールを連れ去った
「あぁ~・・・スコールぅ・・・(;;)」
胸の奥がチクリと痛んだ気がしたセルフィだった
「・・・なんだろう・・・この感じ・・・まみむめも・・・(*・・*)」
「ケッケッケ」
楽しそうなのはカドワキババアだけだった(汗)