12.大物

「いてててて~っどこへ連れてくんだよ先生~(-_-#)」
キスティスはスコールの耳を引っ張りながら正門の方へ向かっていた

「やいてめえ離しやがれ!はなさねえと犯すぞコラァ!!凸(-_"-)」(18禁)

「へぇーそれは願ったり叶ったりね、ウッフッフッ・・・(ニヤ)」

「う・・・ッホッホ~冗談に決まってるんだよよよよ~ん(汗)
(あぶねーあぶねー、あやうくこの色気女の罠に落ちるとこだったぜ・・・)」

「あらそう、残念ね・・・まあいいわ、チャンスはまだいくらでも・・・(ボソ)」

「何か言ったか!?(汗)」

「いいえ、何も・・・
そんなことよりも早く炎の洞窟へ行くわよ!」

「は?炎の洞窟?なんで?スパゲティ??」

「は?(汗)」

相変わらず意味不明のボケを繰り出すスコール

「何わけわかんないこと言ってるのよ!
あなたこの課題クリヤしないとSeeD認定試験受けられないのよ!?わかってるの?」

「そっか~、じゃあ早く行こう今行こう( ^o^)/」

あまりに変わり身の早いスコール

「・・・あなた・・・きっと大物になるわよ・・・」

「そうか~大物かぁ~エッヘッヘ・・・(ニヤ~)」

「・・・何を想像してるのよ(汗)」

「ウッケッケッケ・・・ズォォォオオ~!!」

身長55メートルの自分を想像しているスコールだった

「さあ行こうぜ先生!ところで炎の洞窟ってのはどっちだ!?」

「ガーデンを出て東の森を越えたところよ・・・
ねえもしかしてあなたあんなに近所のことも知らなかったの・・・?」

「ウケケケ~オオモノオオモノ~ッ(>◇<)」

どこかのネジが外れたようなスコール・・・

「はぁ・・・大物だけにやっぱり大味ね・・・」

足元に転がっているネジを拾いながら、
珍しく意味不明なことを呟く色気女教師キスティス・トリナンバンだった・・・

「まあいいわ・・・このネジでスコールの武器の改造でもしてあげましょ」

森の入り口でスコールが手を振っている

「先生~早く早くぅ~っ!」

「んもう、まってよスコール~♪」

季節外れの陽気のせいか、思わず青春ドラマになってしまう二人だった。

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