16.炎の洞窟~最終課題~

炎の洞窟の入り口の前
担当の偉丈夫ガーデン教師が二人、
重厚で威圧的な風情を漂わせて起立している、
が、この二人の本性は既に皆の知るところなり。

『課題はローレベルG.F.取得、SeeD資格者の立会いが必要でござる。
準備はよいでござるかな?』

スコールは鼻をすすりながら全身の土をはたいている

「・・・ムカツク~超泥だらけじゃんかー・・・あー帰って風呂入りてーなー・・・」

「スコール、ちゃんと聞いてなさい!点数が下がるわよ!!」

「ん~?楽勝楽勝~ラクッショ~ン♪」

得意のモノマネを惜しげもなく繰り出すスコール

「だっ、誰のモノマネ・・・?(汗)」

「菅野ちゃん」

「あ~・・・そうね・・・(汗)」

『ゴホンゴホン・・・えーとよいでござるかな?(汗)』

「あれ?先生風邪ひいたん?ドリスタン?」

「もういいから静かにしてなさい!(汗)」

『(汗)・・・では制限時間を決めるでござる、10分、20分、30分、40分とある でござるが、自分の能力に合わせて・・・』

「あ~10分10分!10分もあればラクッションっすよ~♪」

『むっ、無理はしないほうがいいでござるよ・・・(汗)』

「大丈夫大丈夫、さ、先生、行こう行こう!」

「じゃっじゃあ行ってきます・・・(汗)」

『うむ、気をつけて行ってくるでござる・・・(汗)』

スコールとキスティスはいよいよ待望の炎の洞窟へと入っていく・・・

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