28.完全遅刻
スコールはあまりの息苦しさに目が覚めた
「ハッ!・・・夢か・・・(・・;ゞ」
ふと気がつくと、
枕もとに吊り下がっている紙コップ(第1話参照)がうなりを上げている
どうやら声の主はサイファーのようだ、
が、何を言ってるのかまでは受話器(?)を上げてないのでよくは聞き取れない。
スコールは再びハッとしてグッとして(謎)
慌てて時計を見て現在時刻を確認した、
・・・なんと時刻はすでに1時を回っている・・・!!
「・・・やばい寝過ごしたっっ!?(滝汗)」
相変わらず紙コップの電話はうなりを上げていたが
スコールは無視し、大慌てで準備をし始めた。
「えーとえーと、とりあえずセルフィに・・・
いやその前にケツクワを・・・
いやいやまずはイフリートの修理か?
あぁ~わかんねぇ~\(>△<;)/」
多少混乱ぎみのスコールだったが、
どうにかイフリートの修理から始めることにした様子だ。
「とにかくこいつをだな、くっつけなきゃいけないんだよな? えーと、えーと・・・」
机の引き出しを必死で漁るスコール
「んーこれでいいかな?」
スコールはセロハンテープを取り出した
ビビビビ~ッとテープをひっぱりだしてビャーと貼り付けていくスコール、すると・・・ なんとイフリートが息を吹き返した!!
『・・・ヌヌヌ!?ワシの体に何やら変なテープがっ!(汗)
おい!そこの若造!!これは何だ!?何故にこのような仕打ちをっっ!
こら、オヌシ聞いておるのかっ!?』
「あーもーうるさいなーっ凸(-_-#)」
短気なスコールはせっかく貼りあわせたイフリートからセロテープをベリベリと剥がすと、 クシャクシャっと丸めてごみ箱に投げ捨てた(!)
「えーい!もうG.F.なんて持ってかなくてもいいよ~!!(>□<)」
スコールは靴を履いてもう出かけることにした、
しかし足元をよく見てなかったため、床に落ちていたケツクワトルをもろに踏んづけてしまった!
「ピカチューッッ(>◇<)」
「んん?なんか踏んだっ!?(-_-;)」