41.初めての訪問者
一方こちらはスコールの部屋、
扉の向こうでゼルロボ(?)のパーツ結合という一大イベント(??)が行われていることなど知る由もない二人であった。
「へぇ~、ふぅ~ん♪」
セルフィは興味深げに机の上においてある写真を見たり、
壁に貼ってあるアイドルのポスターを見たりしている。
「・・・・・・(ヤベェ(汗))」
「スコールってこうゆう女の子が好みなんだ~(^^)」
「(汗)・・・い、いや、でもまあ相手は芸能人だし・・・そんな・・・
お付き合いしたいなんて全く思っちゃいないぜっ・・・(-_-;)ゞ」
「ん~?別にそんなこと聞いてないよ~?」
「ハッ、そっそうだな、ハッハ(汗)」
スコールは自分がさっきからどうもおかしいということに薄々は気づいていたが、 何故おかしいのかが本人にはよく分かってない様だった。
「じっ実は女の子が部屋に来るなんて初めてでさっ、ナハハ(^^;」
「あ~あたしも男の子の部屋に来たの初めてだよ~♪」
「そっそうかっ、わはは(^^;
・・・そっそうだっ、何か飲むかっ??」
「うん、なんでもいいよ~♪」
「そっそうかっ、じゃあ水だな、ウハハハッ(^^;」
スコールは台所に行き、蛇口にかぶりつくと、 そこから直接大量の水を喉の奥へと流し込んだ・・・。
「ハァーハァー・・・一体どうしちまったんだ(汗)・・・これってもしかして・・・鯉?・・・いやちがう・・・恋? そんなバカなッ!(汗)生まれてこのかた硬派で通してきた俺様がっ!!はぅあ~っっ(@△@)/」
自己の認識と言葉の意味を間違えているスコールは、 台所で一人身体をくねくねさせて身悶えている(18禁(ウソ))
「ねぇスコールぅ~これなにぃ~?」
部屋の方からセルフィの声がする
「はぅっ・・・どっどれだっ・・・?」
スコールが行ってみると、セルフィはベッドの枕元にぶら下がっていた底に糸のついた紙コップを首をかしげて不思議そうに眺めていた。
「あぁ・・・それは電話・・・だったかな・・・?(汗)」
「電話~?スコール部屋に電話引いてるの~」
「まっまあな・・・ハハッ、まいったかっ(謎汗)」
「ねぇ番号教えてよ~♪いいでしょ~?」
「あ、いや・・・この電話は直通電話なんだ・・・」
「ちょくつぅ~?」
「ほら、あれだよ(汗)」
セルフィが窓の外を見下ろすと、その窓のすぐ下に立っている大きな木の枝に、 同じく糸のついた紙コップがぶら下がっている。
「ふぅん・・・」
「どうだっ、参ったかっ!(謎汗)」
「ところでスコール、お水は~♪」
「ハッ、水!?・・・今からとってくるよ・・・(汗)」
スコールは汗を拭きながら台所に戻って行った・・・。