58.食料倉庫
「・・・ハッ、ところでお前らはこんな所に一体何の用だっ!
返答次第では容赦しねぇぞ!!!」
余りの事に呆気にとられていたサイファーはやっと我に返った模様だ、
ガン★ブレードを構え直して再び戦闘の構え。
「・・・なんだテメェ・・・まだやろうってのか・・・ケッケ(●ヘ●)」
中華の鉄人トンベリィも中華包丁を構え直して不敵な笑みを浮かべる。
「まぁまぁ、二人とも押さえて押さえて」
スコールが仲裁に入る。
「君たちはこんな所で一体何をしてたんだ~?」
するとサボテンが答える
「オイラたちお腹がすいちゃったんだよぉ~(T0T)」
「そうなのだ、だから何か食料でもないかと思ってちょっと入ってみたのだ(●_●)」
「んーそうかぁ」
「ケッ、こんなシーズンオフの海の家に食料なんかある訳ねえだろう」
ムスッとした様子のサイファーが横やりを入れる。
「と・こ・ろ・が・・・・あったんだなーこれがっ(○0○)v」
「ほら、地下の食料庫にスパゲッティーと玉ねぎがあったぞ(●● )」
トンベリィは服のたもとからそれを取り出して見せた。
「調味料もあったんだよ~(○0○)v」
サボテンダーもそれを取り出して見せる。
「へぇ~・・・で、それで何を作るつもりなのだ~?」
「俺の料理は無国籍だ、国境にこだわらず何でも作るぜ(●ヘ●)」
中華包丁をキラめかせながらトンベリィは自信満々に答えた。
「ふぅん・・・で具体的には何を作るのだ?」
「今回はイタリアンと中華と和の融合、中華風ヤキソバを作る!」
「えー?スパゲッティーでぇ~?(-_-;)」
「なんだ、俺様の腕前が信用できないらしいなぁ・・・(●"● )」
「いやいや、そんなことはないんだけどね、なぁサイハー」
「・・・いきなり話しを振るんじゃねぇ(-_-#)」
ビタミンが足りないサイファーはいまだにカリカリしていた。