63.三角関係?

「スコールぅ~久しぶり~♪」

そういいながら中に入ってきたのはセルフィだった。

「おっぉぅ・・・そっそうか?さっきまで会ってたような気がしたけどな(ドキドキ)」

「ホホゥ、お前さてはこの子といい関係か?」

サイファーがニヤニヤしながらスコールの耳元でささやく。

「バッバッバッババカ~違うよ~(*・・*)」

「じゃあなんだよさっきまで会ってたってのは?」

「ややややそれはだな・・・(-_-;)ゞ」

コソコソコソ

「何コソコソ話してるの~??」

セルフィはスコールの顔を下から覗き込んだ。

「ん?わっ、いやっはっはっは何でもないんだ(汗)
とっとっとっところでどうしたんだこんなことろで・・・観光かい???(@◇@)?」

緊張からかトンチンカンなことを言うスコールだった。

「何言ってるの~SeeDの試験でしょ~?」

「はっ??シードって?種??」

変なところで英語力を発揮するスコールだった。


「おいおい、そんなことよりもこいつはどうするんだ」

サイファーはセルフィが持っているゼル(頭部)を指して言った。

「あぁっ!ゼルっっ!!どうしてこんな姿にっっ!(汗)
誰がやったんだ、サイハーかっっ!?」

「バカ言ってんじゃねえよ(-_-;)」

「・・・そうかぁ・・・また脱臼したんだな?かわいそうに・・・」

スコールはセルフィからゼル(頭部)を受け取ると、
ブツブツ言いながらいつものように慣れた手つきでゼルを組み立てた。

「ところでゼル、今までどこ行ってたんだ?心配したぞ」

「スコール・・・オマエナァ・・・(-_-;)」

「まぁいいや、サイハーそろそろ行こうか?
あんまりこんなところで道草食ってるわけにも行かないし」

「おいおい、誰のせいでこうなったと思ってるんだ(-_-;)」

「んー?・・・ゼル、お前のせいか??」

「・・・オィ(汗)」

「お前も厄介な友達を持ったもんだな、同情するぜ」

ゼルを哀れみの目で見つめるサイファー。

「・・・おい・・・おい!」

いつのまにかスコールの背後にいたトンベリィが彼の足を蹴っている。

「あれは誰だ・・・?」

「ん?同級生のセルフィだけど・・・」

「おい、俺も一緒に行くぞ・・・」

トンベリィの目は何故か血走っていた。

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