82.ドロー・ドロー・ドロー
「このくそガキどもめ・・・行けーっ!ウエッジ!!」(ビ)
「ひぇぇ、私からいくですかーっっ!?(汗)」(ウ)
ガヒョーン
「1人で4人とも倒せたら今月の給料アップしてやるぞーっ!」(ビ)
「ひぇぇ!だったらがんばるです!!」(ウ)
ガヒョーン
「ヘッヘッヘッ、そう来なくちゃな・・・行くぜ!!!はぁぁぁぁーっ!!!!」
サイファーは全身に気を溜め始めた!
気が溜まっていくにしたがって何故だか徐々に髪の毛が逆立ち始める!!(謎)
ガヒョーン
「少佐殿!あやつはなんだか危なそうであります!!(汗)」(ウ)
「えーい泣き言は聞きたくない!ウェッジよ、さぁ行くのだーっ!!」(ビ)
ガヒョーン
「わっ、わかったであります!!・・・くぅー、部下はつらいであります・・・」(ウ)
ウェッジはゆるゆると前に進み出てきた。
「クックック、いい度胸だ・・・いくぞ!!」(サ)
「ひぃぃーっ」(ウ)
気力充実のサイファーは今にもウェッジに飛びかからんと、 ガン★ブレードを大きく振り上げた!
その時っ・・・!!
ガヒョーン
「・・・・・・」(全)
「おい・・・」(サ)
「ひぃーっ!?」(ウ)
「さっきから気になってたんだがあれは一体何の音だ・・・?」(サ)
サイファーは傍にいるゼルに聞いた。
「サァ・・・?」
「そういえばさっきからへんな緑色の光が後ろの方へ飛んでってるよ~」
反対側にいたセルフィが答える。
「光?」
と、みんなが後ろを振り返ると・・・
ガヒョーン
怪しげなその光の行く先は、へっぴり腰の構えをしたスコールの手のひらの中だった。
その光は、スコールの手のひらに収まるやいなやピンポン球のような玉になり、 そしてスコールはいちいちそれにサインペンでなにやら書き込んでいる様子。
「なにやってんだスコール?(-_-#)」
几帳面なスコールはその玉を床の上にきちんと1列に並べながら答えた。
「ん?何って・・・ドローだけど(-_- )?」
「ドロォだとぉ?・・・てめえこんな時に何やってやがんだ!!(怒)」
「えーだってキスティス先生が自分の魔法は自分でドローしろって・・・(-_-;ゞ」
ガヒョーン
スコールはなおも執拗にドローを繰り返している。
ガヒョーンガヒョーン
「いいかげんにやめねえか!そんなことは戦闘中にやるんじゃねぇ!!」
「えーじゃあいつやればいいのだー(@_@ )/?」
「しるかー!自分の胸に聞いてみろー」
「えー?(-_-;)?」
スコールは自分の胸に手を当てて何かを考えているようだ。
「サイファー・・・ソレハチョットチガウンジャ・・・(汗)」
「とにかく戦えスコール!!!」
「うーわかったのだ・・・(-_-;ゞ」
スコールはしぶしぶリュックの中からガン☆プレートを取り出した。
「スコール・・・イツカラソンナ鞄モッテタンダ・・・(汗)」
「いや、なんとなく・・・(-_-;)」
こうしてスコールもなんとか戦闘に参加する事となったのだった。