88.危機
「よし、行くぞ!」
スコールはトンベリィを抱えあげると、ゼルの方を振り返って言った、
が、ゼルは今来た道の方を向いたまま固まっていた。
「ん?どうしたゼル( -_-)?」
「・・・オイ、後ロカラナンカ来ルゾ・・・(-_-;)」
「んんんん~?(-_- )ゝ」
同じように後ろを向いてみるスコール、
・・・と、確かに後ろの方からは何やら巨大な機械(謎)が向かってくる様子。
「ホンゲー(@ε@ )/」
その機械は巨大な図体の割には異常に動きが速く、見る見るうちにスコール達の方に接近してきた!!
「オイスコール!逃ゲルゾ!!」
「駄目だー、そんな時間はないぞー(@o@)/」
「・・・クッ、ココハ俺ガクイトメル!先ニイケスコール!!」
「あ、あぁ・・・でもっ!」
「イイカラ行ケ!!」
「お、おぅ、すまないのだ!(-_-;ゞ」
スコールはトンベリィを抱え上げるとゼルの事を気にしつつも走り出した。
「ヨシ、行クゾバケモノ!トリャーッッ!!」
ゼルは巨大な機械の化け物に向かって走り出した、そして激突!!!
バァーン☆
・・・・・・
・・・大方の予想通りゼルは久しぶりにバラバラになっていた・・・(汗)
「ゼルーっ!!」
巨大な機械の化け物は、壊れたゼルを踏みつけながら(!)スコールの方にぐんぐん向かって来る・・・
「んぎゃーっ!ゼッ、ゼルぅぅぅー!!!(@◇@)/」
「スコールぅーっっ!!」
先ほどの衝突音を聞いてセルフィも戻って来たようだがまだかなり後方だ! そして肝心のスコールはトンベリィを抱えていて両手がふさがってるため応戦できない!!
危うしスコール!!!
果たしてスコールの運命は・・・っっ!