自分の軌跡をたどろう。
”自分のたどった軌跡”と言って、何が思いつくでしょう?
日記?昔の趣味?通ってた学校?当時やってた部活?いつも読んでた本?好きだった芸能人?
いろいろあると思いますが、今回は”今までに自分が書いた文章からの自分探し”というお話です。
『文章?そんなの書いたことないよ!しかも日記もつけてないし。』
というあなたもいることでしょう。
でも大丈夫です。
今こうしてこのページを見ているあなたは、おそらく電子メールを書いたことがあると思います。
メールだって文章のひとつには違いありません。
まずはメールソフトの送信済みのフォルダを開いてみてください。
そこは”送ったからもう不必要なゴミ箱”ではなく、”これからの自分の行く先を示してくれる宝箱”かもしれないのです。
電子メールというのは手紙と違って、わざわざ消さない限り自分の手元にも書いたものが残ってるってことが、実はすごいことなんです。
さぁ、送信済みフォルダに入ってるメールの中身をひとつづつ読んでいってみてください。
今さら自分の書いたものを読むのは恥ずかしいですか?
そんなこと言っても、送った先の人はもうとっくに読んだあとなのです。
いまさら恥ずかしがったところでしょうがないんです。
恥ずかしさに身悶える(?)自分と戦いながら、じっくり読んでみましょう。
そのときに注意すべきポイントがあります。
『はじめまして』な方に書いたメールや、そうやって頂いたメールに返信したメール、そしてその後に何回かやり取りがあればそれも。
そういったメールを集中的に読むことです。
自分のサイトを持ってる方だったら、
「はじめまして。リンク張らせてくださいっ!」というような内容で出したメールなどがいいでしょう。
こういう場合、いきなりだらだらとした内容を送りつけるのは失礼なので、きっとあなたは、
「自分はこんなことが好きで、あなたのサイトのこんなとこが気に入りました!リンク張らせてくださいっ☆」
というような感じのことを簡潔に書いたと思います。
そうやって出したメールを改めてじっくり見直してみてください。
もし、その手のメールを出したことがなかったらどうするか!?
いい機会です、今から実際に書いてみましょう。
どこか一つ、自分が普段見てるサイトの運営者さん宛てにメールを出してみましょう。
どんなサイトの方でも、いつも見てくださってるあなたからメールをもらうのは、とっても嬉しいものです。
さぁ勇気を振り絞って書いてみましょう。
そのようにメールを書く場合、普段何気なく見てるサイトでも改めて
”具体的にはどんなトコが好きなんだろう?”ってあなたは考えると思います。
そしてそれは、サイトの内容とあなたとのあいだでの共通した部分を探すことであったり、あなたがかつて経験してきたことや、これから経験したいことへの願望を潜在意識の中に問いかけることであったりするはずです。
あなたのその”書く”という行為を通して、普段は何気なくそのサイトを見ていたにすぎなかったことが、自分の中で『○○の情報が得たい』というような、具体的な目的をもったレベルの行為へと変わっていくのです。
さぁ、これらをふまえてさっそくメールを書いてみましょう。
(・・・メールを書く時間・・・)
さぁどうでしたか?
そのサイトで扱ってる内容の範囲とは言え、あなたが普段何気なく興味を持っていたことが自分が書いた文字としてはっきりと残りましたね。
そしてこの作業によって、あなたの頭の中にそのことが強くイメージされたと思います。
さて、1回出来たことはもう何回だってできますよね?
普段あなたが何気なく見てるサイトは、きっと潜在的にあなたが興味惹かれるものを持ってるはず。
そんなきっかけを与えてくれたサイトの運営者さんに、感謝のメールをどんどん出していきましょう。
きっとあなたにも、自分の中にくすぶっていたダイヤの原石を発見することが出来るはずです。
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