2005年05月07日
分類すること、項目にすること。
最近私が気に入ってる作家、ヒュー・プレイサーさん。(本業はカウンセラー)
彼の著書で「誠実であるということ」という本があるんだけど、、、
この本はもくじもなければ、著者のまえがきやあとがきもない。
(かろうじて訳者のあとがきのみある)
コンピューターと深く関わるようになってきて、”カテゴリーに分類する”という作業を余儀なくされることが多くなってきた。
実は私は、分類したり整理したりということが苦手なんです。
似たもの同士をよせあつめて、ひとつのカテゴリーを作る。
その作業に非常に抵抗がある。
シンプルライフを提案しつつも整理下手なのはそのあたりに原因があるんだろう。
Webサイトを作るときも、どうしてもカテゴリー分けという作業が要求される。
これが非常にムツカシイ。
とはいえ、見る人のことを考えると、どうしても分けざるを得なくなる。
・・・でも、分類することはそんなに大事なことだろうか?
そもそもWebというのは、調べ物に向くメディアである。
だからどうしてもカテゴリーに分かれてることが要求される。
ところが、私たちの脳から出てくるアイデアは、カテゴリー別には出てこない。
ほんのちょっとしたとっかかりにひっかかって、いろんなものが出てくる。
そのアイデアは、分けようと思っても、それぞれがそれぞれに個性的で、
それぞれがそれぞれに光る部分を持っていながら、あらゆるカテゴリーのことを内包していたりもする。
こういう時って、どうすりゃいいんだろうね?(笑)
それくらい、頭の中にあるものをひとに伝えるというのはムツカシイ。
と、ここまで書いていて気がついたんだけど、
そもそもWebというのはクモの巣という意味。
もっともっとクモの巣状に、各項目が絡み合うような構造にしてもいいのかもしれない。
きっとそれが本来の姿なんだよね。
私は情報を発信しようとしているんじゃない。
ただ、想いを伝えようとしているだけなんだ。
技術や知識におぼれすぎてると、そんなシンプルなことも忘れがちになってしまう。
あなたは自分の素直な気持ち、大事にしてますか?
今持ってるそれは、もしかしたら誰か他の人の考えではないですか?
再読み込み(リロード)してみると出てくる広告が変わることもありますので、試しにF5キーを押してリロードしてみてください♪
投稿者 kuppie : 2005年05月07日 14:15
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